石海月と熊楠

草むしりは雨上がりがしやすいなあと、つぶやきながらしているとブヨブヨと増殖していているワカメみたいな植物に出くわす事があるでしょう。

いしくらげです。

これもまた、雨上がりに水分を含んだ状態の時に取っておかないと乾いてからは取り除きづらいですね。

いつの間にか増えて取っても取ってもまた気がつくと増えています。

いしくらげを取っているといつも思い出すことがあります。

それはいしくらげが食べられるということ。

いつか読んだ本に南方熊楠がいしくらげがあれば、他のものは食べなくても人が生きていけるほど優秀な非常食であると言っていたと記憶しています。

言わずと知れた知の巨人、超人熊楠が言うのなら信ぴょう性は高いと思いますが、バケツ一杯ほど取った、いしくらげをどこからどう見ても美味しそうではありません。(熊楠だって美味しいとは言ってないけど)

もしもこの先、喰いっぱぐれてもこれを食べていればなんとか生きることは出来るのかといつも考えています。

そう考えたら、怖いものなんてもうありませんね。

いしくらげは食べてない人間にも元気をくれます(優秀!)。

 

石海月。

漢字で書くとおしゃれですね。

これから小料理屋をする、という方、店名にいかがでしょう?

看板&デザイン製作、半額にて承ります。

 

森羅万象、世界の全てを網羅すべく、世界中を飛び回った熊楠。

虫眼鏡を片手に、植物や粘菌の小さな世界に目を凝らしながら、晩年は、精神的な世界全体を研究し、具現化しようとした博学者の眼差しに、学ぶことがたくさんあると感じています。

終わりのないこの話はまたの機会に・・・。

@24iro @nijiiro7