西日の差し込む部屋で

6月の終わりに打ち合わせをさせていただいてから約3ヶ月。

新しく伊賀の丸の内にお店をオープンされるcafe huoneさんの家具や什器をnijiiroで製作させていただきました。

店内のテーブルのすべてと、カウンター席にはカウンター高さに揃えたアトリエスツールをお選びいただいております。

 

お店の大切な部分を私たちにお任せいただきありがとうございます。

一緒に製材所で選んだ木材を使って製作したテーブル。

特にメインのテーブルの木は滅多に流通しないと言われるとても珍しい千鳥という木を一緒に考え選んでいただきました。

同じく店内入口ドアの取っ手にも同じ木を用いて。

 

経年劣化を楽しんでいただけるように家具はすべて塗装無しのワックス仕上げです。

打ち合わせ時にオーナーの若森さんが見せてくださった、旅先でごらんになったという見事な経年変化のテーブル天板のそれを目指すべく、逆算して選ばせていただいた材と仕上げでした。

節目、スポルテッド、クラックや虫食いのピンホールもそのまま、だけど杢目はとってもいい味。

数年後、どんな姿に育っていくのか僕たちも楽しみにしています。

テーブル脚はとにかくスッキリシンプルに。

寸法的に逃げ場のない中でも、しっかりとした強度を持たせなくてはいけませんでした。

結果的にはシンプルで汎用性のあるデザインを思い付くことができました。

 

西日が差し込む伊賀城のお膝元。

数百年変わらずこの地に差し込んできたであろう夕刻の光と、この部屋でお店を始められるご夫婦と娘さんの姿が眩しかったです。

オープンは来週の10月1日。

少し早いですが、おめでとうございます。

 

huoneはフィンランド語で部屋を表す言葉だそう。

設計は愛知のAtelierMATAさん。

@24iro @nijiiro7